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エコ・プロダクツ展。 [雑感]

9日から東京ビッグサイトで開催されているエコ・プロダクツ展に行ってきました。

今までCEATECをはじめ色々な展示会に足を運びましたが、環境系の展示会は初めての見学です。

会場に到着すると予想外の人の多さにびっくりでした。それも、小中学生をはじめとする児童、学生の姿が目に付きます。環境が注目される機会が多くなり、社会科見学の一環でやってきてるのでしょうか。とてもいいことだなぁと感じます。私が育った滋賀県ではこのような展示会を見学する機会は皆無だったので、少し東京の子ども達が羨ましく感じました。

多くのブースの中から、興味あるところを順に回ろうとするのですが・・・駆け回る子ども達が邪魔!で仕方が無い。

多くのブースで、クイズ形式のスタンプラリーをやっていて、正解すると粗品がもらえるような仕組みになっているらしい。それが目当てで、あっちこっち走り回っている模様。中にはコンパニオンのお姉さんを捕まえて「ここは何かもらえますか!?」とか言ってる子もいるし・・・本末転倒、何しにきてるんだか。

メジャーな企業の大きなブースはそんな子ども達と、なぜか同様に粗品獲得に注力している大人たち(ほんと、何しに来てるの・・・)で混雑していて落ち着いてみることもできませんでしたが、よくしたもので、私が見たかったような地味なテーマの小さなブースは、そんな子ども達もおらず(景品もらえませんからね)、ゆっくり見学したり話を聞いたりすることができ、なかなか収穫のある1日でした。

そんななか、最も印象に残ったのが、子ども達が出展しているブース。

授業としての取り組みなのか、単に見学するだけでなく、自分達でブースを構えている小、中、高校が若干ながらありました。主に小学校のブースを見学したのですが、自分達で作った環境に関する壁新聞などを文字通り”壁一面”に張り出して、見学にきた大人たちにブースの前に立って一生懸命に説明をしてくれていました。

大企業のブースのように、小奇麗だったり、コンパニオンのお姉さんが客引きをしたり、最新の研究成果だったり、スムーズなプレゼンテーションだったりはもちろんしません。ですが、学んできたことを自分の言葉で懸命に説明しようとしている姿は、本当に微笑ましくって、足をとめて説明を聞いている大人も多かったように思います。説明をした子ども達も一生忘れないんじゃないかな。
私もこのような展示会やプレス発表会の場で何度か説明員をやったことはありますが、自分が理解していることを他人にも理解してもらえるように説明するのって、本当に難しいものです。もどかしさを覚えながらも説明の仕方を試行錯誤したりして、分かってもらえた時はとても嬉しい気持ちになれます。子ども達も1日の間にとても大きな成長ができたんじゃないでしょうか。いい授業だなぁと思います。

うちの子ども達も、小学校や中学校に進学し時、こういう授業のある学校だといいな、と感じながら家路についたのでした。


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