野球と平和。 [お父さん]
東京ドームに行ってきました。
好きなスポーツは?と聞かれると迷わず「プロ野球」と答えます。世間は高校野球で盛り上がってますが、私はプロ一筋。
日ハム対ロッテ戦を観戦に。外野自由席のタダ券が1枚あったので時間つぶしを兼ねて。
普段、通勤で水道橋を利用しているので東京ドームは目と鼻の先。普段の生活の延長なのでまったく非日常感はナシ。なんだか仕事の延長のような気分。
試合開始は18時、16時過ぎにドームに到着すると、まさかの大行列。
日ハム対ロッテ戦なんてガラガラだろう、と舐めきってました。申し訳ない。
熱い中、なんとかドームの中に入ると、そこは別世界。
試合前の練習からして、やはりプロ。ピッチャーの投球は軽く投げているのに段違いの速度、野手がノックの落下地点に入るスピード、捕球してからの矢のような返球、ボールまわしすらレベルの違いを感じます。
試合そのものも、単に投げて打つだけでなく、状況に応じた野手の守備位置、矢のような返球、コーチの打球判断、投手の継投などなど、テレビでは映らない部分でプロならではの考えぬかれた技の応酬がありました。やはりプロ野球は球場で見るほうが断然良いですね。
感心したのは、試合開始前のファンサービス。夏休みだからでしょうか、少年野球チームが外野グラウンドいっぱいにひろがって、チームの監督のノックを受けたりしています。
その隣では親子でキャッチボールをしていたり。
内野ではベースランニングを体験する子どもたちもいます。しかも、ホームイン前には、あのダルビッシュ選手とタッチすることができるのです。
おそらく、どの子にとっても、一生の思い出になったんじゃないでしょうか。
そんな微笑ましい光景を眺めていると、ふと、目にうっすらと涙が浮かんできて、われながらビックリでした。
親子で野球を楽しめる平和のありがたさを無意識に感じたのだと思います。8月ということで、戦争を考えるテレビ番組や雑誌の特集を頻繁にみていたのが影響したのかも。昨晩もビデオで池上彰さんの番組を見て色々と考えていましたし。
なにげなく野球を見に行っただけでしたが、プロとしての技とともに、平和のありがたさを改めて感じることができた1日でした。
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